雪国

pessy2222006-03-11

冬のヨーロッパは寒すぎた!見くびってた!
でも雪の舞うウィーンも美しく、街全体が芸術のよう。
滞在中はなぜかタダ乗りできちゃう地下鉄を駆使し、
毎日夜には疲労困憊で足が壊死しそうになるくらい
観光しました。
国立オペラ座に何とか潜り込むものの、立ち見の辛さに耐え切れず
途中で出てきてしまったり、王宮でさまよい続けたり、
ありえない大きさのスニッチェルという食べ物に挑んだり、
モーツアルトの家を訪れてみたり、ピザ屋のお兄さんと戯れたり、
ウィーン大学の飛び乗り式エレベーターに驚愕してみたり、
美術館や宮殿で芸術に触れたり、ホテルザッハで本場のザッハトルテを食べたり、
他にもいろいろ体験しました。
楽しかったわ〜
しかし、ウィーン人は本当にみんないい人だった。
歴史が深く、しかも冬の寒さは格別であるだけに
保守的な国のイメージを持ちましたが、
人々はフランクですごい優しかった!
迷ってるとわざわざ話しかけてくれて助けてくれたり、
わざわざスーツケース持つの手伝ってくれたり・・・
短い滞在時間だったけどいい思い出ができました。
オーストリアはまた絶対行ってみたい国リストの上位です!


そして3日後、人生初めて列車で国境越えしチェコプラハに移動。
移動中に車掌さんみたいな人が回ってきてパスポートにはんこ。
外はまるで世界の車窓からみたいな景色が広がります。
と、はしゃいでいたのもつかの間、いつの間にか辺りは真っ白に。
どこまでも雪やん!人畜の踏み入れてない雪景色は壮大でしたが
チェコのさぶさにびびること数時間、無事辿り着きました。
プラハは寒さも増すせいか、ウィーンと違ってみんな若干表情が厳しい・・
ところどころ社会主義の名残も垣間見ました。
でも、プラハ城からの眺めはほんんとに感動もの!
数百年前からまるでそのままのようなダークな色合いの街並みは
力強くてそれでいてとてもかわいく、美しかった。
世界遺産の街だけあります。
ここでもいろいろ観光し、
チェコフィルオーケストラの演奏も聴けて大満足!
今度はオーケストラの背中を見るという一番安い席(約250円!)で
聴きましたが、生の迫力に本当に聞き入ってしまいました。
ところが、なんと最終日に友達が財布をスラれるという大惨事が・・・
3人でてんやわんやですよ。
なんか警察ポップな曲が流れてましたよ。
みっちり事情聴衆され、
チェコ語で3枚にもわたるなんちゃら証明書を書いてもらいました。


まあそんなこんなでいろいろあったけども、良い旅だったと思います。
気心知れた友達と行ったから楽だったし。
それに、この両国の複雑な歴史的背景などはほとんと知らなかったけど、
旅に行くことで、少しでも触れることができたのもよかった。
まだ全然勉強不足ですが・・・
これで最後の卒業旅行になりそうです。
4月から長期でなんていけなくなるのかなぁ〜
イヤーー!!
就職ブルーな今日この頃です・・・