ラストナイト
ついについに明日は入社式。
きままな堕落生活も今日でおしまい。
相当就職ブルーのまま明日を迎えそうー
もうこれから数十年は月金ワークなんて
信じられない！
高校卒業するときは次のステップへの希望の方が大きくて
全然悲しくもなかったけど、
今回はほんんんんとに寂しかったし不安しかない。
望みが叶うなら今の自分のまま大学入学前に戻りたい。
そんな甘えた22歳、
社会に出てやっていけるのでしょうか！？
ここ数日は友人といやーいやーいいながら
ほんとにもう学生時代最後なんだなと感慨にふけりながら
遊んでました。
同期とは学校の友達みたく深くつきあえるのか？
仕事は仕事とわりきるもの？
外務員の勉強もやばいしプレッシャーすごいし
わからないことだらけで不安に苛まれながら最後の日を終えます。
あー絞首台に向かう死刑囚のような気分だわ。
がんばるしかないけどね。
旅立ち日和
この一週間でいっろいろなことがありました。
とりあえず、卒業。
都の西北に通い続けてはや４年。
あっという間だったけど、今思えば全てがいとおしいです。
卒業式の日一日でいろんな人に会い、写真を取りまくり、
ああこの人たちに出会っただけでもこの大学に入ってよかったと思えた。
なんかしなきゃと思いながらも何もできず、何もせず、
若き力を持て余して過ごした日々も今となっては懐かしい。
そんなこんなで寂しくて寂しくて、
夜のゼミ飲みでは一人号泣し続け、
いろんな人に迷惑をかけましたごめんなさい。。。。
しかし、早稲田では学問というより人生勉強をたくさんさせてもらいました。
ここでの経験は次の未来に繋がっていくことに違いない。
モラトリアムは終わるのだけども。
本当にありがとう。
そしてさようなら。
最後の夜
ついに明日この家を出ます。
しかしまだ荷造り終わりませんが。
すごく便利な場所にあって、きれいで落ち着ける
いい家でした。
卒業まであと５日。
モラトリアムはもう終わる。
そんなこんなでばたばたしていたら
地元にいるじいちゃんが肺炎で緊急入院し、
もう医者には覚悟して欲しいといわれているそうです。。。
人の死というものは本当に一番哀しい。
もう私から大切な人を奪わないでください神様。
ひっこしーひっこしー
引越しでてんやわんやです。
３１日からしか会社の用意したアパートにはいれず、
でも今のマンションは２２日に出ないといけないということで、
１２日間だけウィークリーに住むことに・・・
この短期間に引越し２回て・・・
しかも、２ヵ月後に配属決まって
移動があればまたもや引越し・・・
まじめんどくさい。
しかも私はモノが捨てられない症候群なので
４年間でたまったモノの量といったら半端ない！
もったいないもったいないと
後ろ髪引かれながらいろいろ捨てるのはすごく心苦しいけど
しょうがないですよね・・・
散らかりっぱなしだったこのお部屋にも
すごく愛着がありますが、あと１週間でお別れです。
片付けがんばろ
雪国
冬のヨーロッパは寒すぎた！見くびってた！
でも雪の舞うウィーンも美しく、街全体が芸術のよう。
滞在中はなぜかタダ乗りできちゃう地下鉄を駆使し、
毎日夜には疲労困憊で足が壊死しそうになるくらい
観光しました。
国立オペラ座に何とか潜り込むものの、立ち見の辛さに耐え切れず
途中で出てきてしまったり、王宮でさまよい続けたり、
ありえない大きさのスニッチェルという食べ物に挑んだり、
モーツアルトの家を訪れてみたり、ピザ屋のお兄さんと戯れたり、
ウィーン大学の飛び乗り式エレベーターに驚愕してみたり、
美術館や宮殿で芸術に触れたり、ホテルザッハで本場のザッハトルテを食べたり、
他にもいろいろ体験しました。
楽しかったわ〜
しかし、ウィーン人は本当にみんないい人だった。
歴史が深く、しかも冬の寒さは格別であるだけに
保守的な国のイメージを持ちましたが、
人々はフランクですごい優しかった！
迷ってるとわざわざ話しかけてくれて助けてくれたり、
わざわざスーツケース持つの手伝ってくれたり・・・
短い滞在時間だったけどいい思い出ができました。
オーストリアはまた絶対行ってみたい国リストの上位です！
そして3日後、人生初めて列車で国境越えしチェコのプラハに移動。
移動中に車掌さんみたいな人が回ってきてパスポートにはんこ。
外はまるで世界の車窓からみたいな景色が広がります。
と、はしゃいでいたのもつかの間、いつの間にか辺りは真っ白に。
どこまでも雪やん！人畜の踏み入れてない雪景色は壮大でしたが
チェコのさぶさにびびること数時間、無事辿り着きました。
プラハは寒さも増すせいか、ウィーンと違ってみんな若干表情が厳しい・・
ところどころ社会主義の名残も垣間見ました。
でも、プラハ城からの眺めはほんんとに感動もの！
数百年前からまるでそのままのようなダークな色合いの街並みは
力強くてそれでいてとてもかわいく、美しかった。
世界遺産の街だけあります。
ここでもいろいろ観光し、
チェコフィルオーケストラの演奏も聴けて大満足！
今度はオーケストラの背中を見るという一番安い席（約250円！）で
聴きましたが、生の迫力に本当に聞き入ってしまいました。
ところが、なんと最終日に友達が財布をスラれるという大惨事が・・・
3人でてんやわんやですよ。
なんか警察ポップな曲が流れてましたよ。
みっちり事情聴衆され、
チェコ語で3枚にもわたるなんちゃら証明書を書いてもらいました。
まあそんなこんなでいろいろあったけども、良い旅だったと思います。
気心知れた友達と行ったから楽だったし。
それに、この両国の複雑な歴史的背景などはほとんと知らなかったけど、
旅に行くことで、少しでも触れることができたのもよかった。
まだ全然勉強不足ですが・・・
これで最後の卒業旅行になりそうです。
4月から長期でなんていけなくなるのかなぁ〜
イヤーー！！
就職ブルーな今日この頃です・・・
